創作ハロウィン折本展示会~はねずさん&香椎さん編~
こんにちは。
皆様、お久しぶりです。お久しぶりのブログ更新です。
というのも、我らがポラン堂古書店、ついに初の店内イベントを開催致しました。
そんなめでたいことがあるならもっと早く、告知やら宣伝やらをさせていただくべきではあったのですが、たいへんかなしいことに昨今ブログ主のあひるは私用で忙しく、ポラン堂古書店に行くことができておらず、まったく乗り遅れてしまっているのです。
ということで今回は、ポラン堂古書店サポーターズのお二人、はねずあかねさんと香椎さんに全面的なお願いをして、企画のこと、実際に参加した感想などを書き連ねてもらいました。
もう楽しそう、というのがありありと伝わってくる、行けなかった私をぐぬぬぬぬと思わせてくれる素敵な内容に仕上がっておりますので、お時間がある方はぜひお読みくだされば。
イベント展示はハロウィン当日の明日迄あるそうです。
(それでもぎりぎりの更新になってしまい、たいへん申し訳ない)
それではここから、はねずあかねさん、香椎さんへお任せします。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか? はねずあかねです。
今年もようやく秋めいた気候になってきましたが、昼間はまだ暑い日があったりしてなんとも言えないですね。このまま秋は一瞬で去ってしまうのでしょうか。
さて、今回の記事はポラン堂古書店の初めてのイベント「簡単ハロウィン折本を作ろう。」と同時開催しているX(旧Twitter)上での「#私のハロウィン折本」についてです。
「簡単ハロウィン折本を作ろう。」については、講師にからころくるり(https://x.com/asobeba_paper )さんをお呼びしてのイベントとなっています。またX上でのイベントもからころくるりさんの主催で、様々な方にネットワークプリント(オンライン上にデータを登録してコンビニで印刷できるサービス)にてご参加いただいています。
ポラン堂で開催する初イベントだったのですが、私はどうにも都合がつかず……店内イベントの様子は、江戸川乱歩といえばの香椎さんにお願いをしました!
私のほうでは、X上のイベント「#私のハロウィン折本」についてお話しできればと思います。
せっかくの店内初イベントなのに参加できない……! という事態に見舞われた私ですが、どうにかしてイベントの賑やかしをしたいと考えました。そこで思いついたのが、「オンライン上で同時開催されてる方のイベントに参加しよう」ということです。
唐突に思い立ったもので、内容について凝るといった時間はとれなかったです。どうにか折本に合わせた文字数の小説を1本書き、あとはこれをデータにして登録するだけ……! のところ、ここからが難関でした。
ネット上にある折本作成支援のツールなど色々と触ってみたのですが、どうも印刷にノイズが……こんなの納得できなーい! と試行錯誤を繰り返した結果、Wordでデータを作るのが一番良いという結論に至ります。
このWordのデータを作るのも相当苦労しまして。本当の文庫本みたいに付記がほしいし、ページ数もほしいとかやってるとかなりの時間Wordと戦う羽目になってしまいました。
データ上はこれで綺麗に見えているんですが、実際印刷すると、それもまたズレていて、試作品が積み重なり山に……
そんなこんなで自分なりにどうにか納得のできるデータを作ることができ、ネットワークプリントへ登録! データの登録番号がわかっていれば誰でも印刷できるようになりました。
もうこの折本用データは捨てられません……何かの折にまた使うかもしれないので……
データ登録後はXへお知らせのポストをいたしまして、無事にイベントの賑やかしは完了です。
印刷したよ報告を何人かの方にいただいて大変嬉しく思っています。さらっとしたものですが、中身もお楽しみいただければ幸いです。
イベント開催の10月19日合わせでデータ登録をしていたのですが、この度登録しなおしてまして11月4日まで再び印刷できるようになっています。もし気になった方がいたら、印刷代はかかりますがお試しください。折るのもなかなか楽しいですよ!
また、ポラン堂店内では、X上でイベントに参加された方のハロウィン折本展示を行っています。こちらは10月31日までとなっているので、行かれる機会のある方はお見逃しなく。
では続きまして、実際にポラン堂でイベントに参加した香椎さんにバトンタッチしたいと思います。よろしくお願いします。
こんにちは。残暑に苦しんでいたところ、江戸川乱歩生誕祭を失念し、「黒死館殺人事件」を読み進めてしまった香椎です。
この度、ポラン堂古書店「初」のイベントに参加してまいりました!
参加者の過半数が半袖だった「ハロウィン」イベント、そして数年ぶりにハロウィンらしいことをして楽しませていただきました!
私は朝の部にお邪魔しました。講師はからころくるり(https://x.com/asobeba_paper)さん。参加者は4名。デザインに興味をお持ちの高校生さんと、小学6年生、5年生のお友達同士のお二人、それに加わり、サポーター代表の香椎です。
まずは、下地となる紙を選んで、切って折って、本の形にし、好きなシールやイラストシートを選んで貼り付けていきました。
「絵本を自作した方がいいのか」と気負って参加しましたが、そのようなことはありませんでした。コラージュにしたり、中央にスペースを空けてメモ帳にしたりと、私含め、皆さん自由に創作を楽しまれていました。
シールやイラストシート等の材料は、講師の方が見繕って、準備してくださいました。イラストシートの中には、講師の方の直筆のイラストもあって、百均で販売しているものや、フリー素材を印刷したものと併せて活用しました。ジャックオランタンや、シーツかカーテンを被ったおばけを久々に見ましたが、最高に可愛いなど改めて嚙み締めた次第です。
ゴシックな洋服を着た女の子のイラストも豊富に用意されていて、小学生のお二人にとても人気でした。吹き出しをつけて、女の子にハロウィンっぽいことを言わせてみたり、色味やおばけなどのモチーフでハロウィンを表現したりしていて、可愛い折本を作られていました。
創作意欲がかき立てられたようで、折本を二冊作った上に、急遽しおりを二枚作られていました。それにつられてか、通路で様子を見ていたご家族も多く、お店の外が普段より賑わっていた印象です。
高校生さんは、古切手などのレトロなモチーフに興味津々のようでした。私も混じって薬品瓶のラベルなどを夢中で漁っておりました。完成したものはまさしく西洋ゴシックで、おどろおどろしいものも、黒猫のような綺麗なイラストと合わさって、素敵なデザインに仕上がっていました。
一方で、デザイン系はずぶの素人の香椎も一冊作成いたしました。
講師の方や先生が「絵本の1シーンを折本にするものおもしろい」と仰っていたのにあやかり、無難に江戸川乱歩モチーフにしました。商品でもある本を少し拝借して作ったので、店内に本と一緒に飾らせてもらっています。よろしければ(大変お恥ずかしいですが)、来店の際にご覧ください。
皆さまとわちゃわちゃ楽しい時間を過ごすことができて、非常に充実した会だったと感じております。
また、先生(ポラン堂店主)が前々から「イベントやりたい!」と仰っていたこともあり、こうしてイベントの時期(何気に2.5周年)に開催、そして参加できてよかったなと思います。
次回、クリスマスの開催実現も心からお祈りしております!
はねずあかねさん、香椎さんありがとうございました。
あー、私も何かしたい、本の事がしたい。
読書の秋ですね。
それではまた。
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