どこにでも猫がいる
今日はポラン堂古書店の看板猫、ポラコの話をします。
店主のご友人から店主に、開店祝いで贈られた傘立ての猫です。箱を開けたその場で、皆に命名を託された店主は「ポラコ」と名を付けました。
オープン以来入口に立ち、もしくは座り、人通りをじっと見つめたり、お店にいらした方をじっと見つめたり、向かいのモンロワールさんをじっと見つめていたりします。
ではここで、わたくしが勝手に考えた裏設定を。
ポラコ。
2歳(人間でいう24歳)。オス。
まじめ。自身が傘立てだということは自覚しているので、まだ数回ほどしか傘を立てられていないことに、これでいいのだろうかと若干不安を感じている。店主らの希望によって草花でデコレーションされた為、ますますその思いを強くしている。
本の背も表紙もこの数週間でたくさん見てきたが、本というのを読んだことはない。カレーの匂いをしょっちゅう感じているが、カレーを食べたことはない。耳がいいので、会話や音楽はよく聴いている。作業用BGMとしてかけられていた音楽の中では、GARNET CROWの「夢を見たあとで」が好きだった。『名探偵コナン』も知らないし、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃したこともないし、もちろんGARNET CROWが解散していることも知らない。
最近驚いたことは、店主がいろいろな呼ばれ方をしているということ。
自分が呼ぶとしたら、を日々考えている。
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